七月七日情
七 (しち)月 (がつ)七 (なの)日 (か) 晴 (は)れ
あいたくて あいたくて あいなくて
あいたくて あいたくて 星 (ほし)に 願 (ねが)って
天 (てん)が 大 (おお)きく 一 (いち)週 (しゅう)しても ずっと
あえなくても あえなくても
思 (おも)い 続 (つづ)けて 雲 (くも)が 星 (ほし)を 隠 (かく)した 夜 (よる)にも
ずっと 奇 (き)跡 (せき)は 起 (お)きなくても
空 (そら)のふたりが 会 (あ)える 今 (こん)夜 (や)だけ
一 (いっ)瞬 (しゅん)でいい 思 (おも)い 出 (だ)して ただそれだけで
(あした)も あなたを 思 (おも)う 勇 (ゆう)気 (き)にある
真 (ま)夜 (よ)中 (なか)に 一度 (いちど)だけ 鳴 (な)ってきれたでんわを
信 (しん)じたい いなたも 今 (いま)頃 (ごろ)
私 (わたし)と 同 (おな)じ 気 (き)持 (も)ちで この 空 (そら)を 見 (み)てると
奇 (き)跡 (せき)は 起 (お)きなくても ベガとアルタイルが
会 (あ)う 今 (こん)夜 (や)は 晴 (は)れるように 祈 (いの)るう
夕 (ゆう)立 (だち)の 跡 (あと)拭 (ぬぐ)った 風 (かぜ)と 鳴 (な)りの 庭 (にわ)音 (おと)を 立 (た)てる
今 (こん)夜 (や)かなえたい 願 (ねが)いは たったひとつ
あいたくて あいたくて あいたくて